新年度の始まり。今年度大きく羽ばたく為に
四月。
各々学年が一つ上がり、心機一転、気持ちを新たに発進するサンデーボーイズの選手たち。
進級する選手達もいれば、卒団して次のステージに進む選手もいて…親御さんの思いは悲喜こもごもです。
今回は卒団した選手に焦点を当てて、先日執り行われた卒団式の様子をお伝えしたいと思います。
令和6年度3月23日。
いつもとは違う神妙な面持ちで登壇をまつ卒団生。試合とは違う場の雰囲気に、その緊張感が伝わってきます。
16時30分。5年生コーチの司会の元、卒団式が始まりました。
今年の卒団生は10人。キャプテンのトモヒトを先頭にステージに上がっていきます。





川嶋代表が壇上に上がられ、卒団生に向けて厳しくも愛情あふれる訓示が贈られます。
そしてサヨナラ大会で準優勝という栄誉を称えての表彰式。
続いて、高学年の2年間をご指導くださった大橋ヘッドコーチから各々の選手たちへ思いのこもったメッセージが贈られます。
普段伝えられる事のない心の言葉を頂き、感無量の選手たち。
見守る保護者の涙腺は崩壊寸前。


本当に素晴らしいチームでした。
10番、キャプテン・トモヒト
チームを2年間、陰に日向に頑張ってくれました。トモヒトだったからこそこの個性豊か(すぎる)な面々が一つのチームになる事が出来ました。
1番トモヤ
受験休部を経て、サヨナラ大会では魅せてくれました。休部で居ない時も「トモヤと交わした約束」が皆の支えになって鼓舞し続けました。
2番シュウケン
伏龍鳳雛。まだまだこの選手は力の底を見せていません。チームにあっては良き兄貴であり理解者。また、副キャプテンとしてトモヒトを支えました。
3番テッペイ
大きな体に優しい心。この2年で心も体も大きく成長しました。コツコツと確実に進化する怪童!これからの飛躍に期待です。
4番ハヤタ
サンデーの切り込み隊長。常にフルスイング。そしてここぞという時に期待を越える1打でチームを勝利に導いてくれた奇跡の選手。

5番リク
「走・攻・守・投」四拍子揃った選手。投げては打者を封殺し、打っては投手を粉砕し、獅子奮迅の活躍でチームに貢献しました。
6番ソウタ
万人が認めた守備職人。グランドの全てが彼の守備範囲。その存在感は他の選手にも波及し、サンデーの守備を堅固なものにしました。
7番ワタル
攻守に於いてキラリと光る非凡なるセンス。その閃きで何度もチームの窮地を救ってくれました。
8番ラクトウ
この2年で心身共に最も成長した選手の一人。今や2年前の面影はなく頼もしい存在へ。本当に逞しく成長しました。
9番コウシ
闘志を前面に押し出し、チームに勇気を与え続けました。気持でチームを牽引する選手。次なるステージでの活躍に注目です。

片岡後援会長の言葉が優しく染み入るように会場を包み、新6年生代表シュウジの贈る言葉が笑いを誘い、卒団生代表トモヒトがそれに感謝で応えると、各々の選手から保護者へ花束が手渡されます。
最後に背番号を返還して、厳かと和やかが織りなした卒部式が、拍手鳴りやまぬ中、幕を閉じました。


さぁ!いよいよここからは新しい年度の始まりです。
各年代の選手はそれぞれ新しい目標に向かって走り出します。
1年生にとっては未知なる年。全てが初めての経験で、不安と期待が織り交ざっている事でしょう。
2年生にとっては変化の年。これまで先輩の背中ばかりを見てきたところから一転。後輩に背中を見られる立場になります。
3年生にとっては試される年。いままでは公式試合がなく練習試合ばかりだったところ、竹の子大会という大きな目標に向けて邁進しなければなりません。
4年生にとっては熱狂の年。低学年集大成の一年。上部大会に繋がる公式戦が沢山あり、非常に濃い一年になるでしょう。
5年生にとっては飛躍の年。低学年から高学年に上がり、塁間もレベルも驚くほど変化します。その変化の波を乗り越えて大きく羽ばたいてほしいと思います。
そして…6年生にとっては最後の年。
歴代渡されてきた想いのバトンを受け取ったからには、覚悟を決めて進むしかありません。
今はただ不安の中にあると思う。一年後、卒団式で見せた晴れやかな先輩たちの顔と同じ表情で卒団できるよう、今日を明日を精一杯頑張ろう!
強い意志を持て!『為せば成る!!』
